今回SSDに換装する機種は『HP ProBook 4540s』。
『2012年製/Celeron 1000M/RAM4GB/Windows10(32bit版)』の「最廉価モデル」です。


すでに7回目を数えるSSD化にもかかわらず、記事タイトルの「初心者」という表現は、あくまで私のパソコンにおける知識の部分ですので、その点あしからずです。(*PC業者ではないという意味です。)
パソコンへの接続
今回、使用したSSDは『シリコンパワーA55/512GB』です。

パソコンへの接続に、前回まではSSDケースを使用しましたが、ケースに収めるのが煩わしいので、新たにSATAをUSBに変換するアダプターを購入しました。
電源アダプターの付属した(3.5インチドライブにも対応した)ものです。


変換アダプターを使ってパソコンに接続します。
(※今回はSSDなので電源アダプターでの電源の供給は不要。)

SSDのストレージ化とクローンの作成
USB接続しただけでは、パソコンが外付けしたSSDをストレージとして認識してくれません。
SSDを初期化してパーティションを作成し、システムデータをSSDに移す(クローン)作業までの流れについては、どうぞ以下の記事へ。
HDDからSSDへの付け替え
データの移行が完了したら、パソコンに内蔵されているHDDをSSDに交換します。
バッテリーとカバーの取り外し
まず、バッテリー部分のすぐ下にある2つのバーを、内側にスライドさせながらバッテリーを取り外します。

次に、先ほどと同じ2つのバーをまた内側にスライドさせながら、カバーを下にスライドさせて取り外します。

ネジ止めを1か所も外すことなく、カバーを取り外すことができました。

RAM(メモリ)の増設について
今回のSSD化とは関係ありませんが、RAMに空きスロットがあるので、もう一枚挿すことが可能です。

余ってるDDR3の4GBメモリが手持ちにたくさんあるのですが、残念ながらこちらは32bit版なので増設は不可です。(*32bit版は、RAM3GBまでしか認識できない。)
HDDの取り外し/SSDの取り付け
4か所のネジを外して、HDDをマウンターごと取り外します。

次に、横の4か所のネジを外して、HDDからマウンターを取り外します。

HDDをSSDに交換し、ネジで止めます。

パソコン本体に収めてから元どおりネジ止めし、カバーとバッテリーを取り付けます。
パソコン(Windows)を起動させ、動作を確認したら終了です。
現状、RAM4GBでも問題なく動作しているのと、ソフトの互換性を憂慮し、今回は64bit版への移行はおこないませんでした。