購入してから1ヶ月ほど使っているトラックボールマウスのDigio2「MUS-TBIF182BK」です。

このところ たまに若干の引っ掛かりが気になるようになりました。
ただ そこまでホコリが溜まっている様子でもありません。

特に誤動作はなくとも、手入れをすることで操作性が向上すればそれに越したことはない。
そういったわけで、ボールにコーティングを施すため3つの道具を試してみました。

今回とりあえずグリスなどの潤滑油は
選択肢から除外しました

たしかに…
ベタベタとかヌルヌルはイヤよね
1.ガラス系コーティング
まずは「CCウォーターゴールド」を試してみる。


ガラス系の皮膜を施すことができるコーティング剤、こちらはカー用品です。

本来の用途は「艶出し」と「撥水」です。
直接吹きかけるとこんな感じ。

クロス(布)などに吹きかけてから塗り広げてもOKです。
(結果についてはのちほど。)
2.フッ素樹脂コーティング
お次はド定番の「ボナンザ」を使用。


こちらはフッ素樹脂のコーティング剤、実は釣り具用です。

トラックボールのメンテ用品としても有名です

「定番」ってそういうことな
ボールに直接垂らしてみる。

さきほどのCCウォーターゴールドと比べるとかなり高密度(高粘度)です。
コーティング剤2つを比較
CCウォーターゴールド | ボナンザ | |
---|---|---|
成分 | ガラス系ナノコロイド | 特殊フッ素樹脂 |
内容量 | 70ml(お試しサイズ) | 50g |
価格 | 500円くらい | 1,000円くらい |
用途 | ボディ・窓ガラス・ヘッドライト・ホイール・メッキ部分・未塗装樹脂部分・ダッシュボード | 釣竿・クーラー・ゴルフクラブ・スキー・浴槽・冷蔵庫 など |
まずはCCウォーターゴールドです。

こちらはお手頃価格なのがグッドですね。
ワタシは近所のディスカウントショップで500円のお試しボトル(70ml)を購入しましたが、ネットで販売されているもののほうがかなり割安。(→200ml/クロス付き)
ちなみにお試しボトル(70ml)は 車に使用すれば1回分らしいですが、トラックボールに使うだけならこれでも一生使えそうな量です。
コーディングを施してから滑りが持続するのは2~3日といったところでしょうか。

まぁ使用頻度にもよるよね
次はボナンザ。

少しだけ割高になりますが、こちらも軽く数十回(百回以上?)は使用できます。
光沢や滑り・耐久性など性能の面では、ボナンザのほうがやや勝ってる感じ。(個人の感覚です。)
滑りの持続は実使用でだいたい4~5日くらいでした。
どちらも様々な用途に流用できるがすごくイイですねー。

たとえばスマホのガラス面を試しにコーティングしてみましたが、これが目からウロコ。
表面がツルっツルになって操作が超快適です。

あとは滑りの悪くなったマウスソール(マウスの底面)なんかに塗っても、滑り効果は抜群ですよ。
3.ベビーパウダー
今回検証したなかで、実はこれがワタシにはいちばんお手軽で 効果もあったように思えました。
赤ちゃんの地肌用ベビーパウダー。


ふだんは板タブで絵を描く際、汗や湿気によるベタつきを軽減するためにコレを使っています。

トラックボールにそんなもん使って大丈夫か?
そもそもトラックボールが引っかかる原因になっているのは、ボールの表面に付着した、人のからだから排出される汗や油。
それらがパウダーとともにキレイに除去されるので、わざわざコーティング処理などしなくてもボールの表面はスベスベになります。
まずはこんな感じで全体に粉をまぶす。

お料理かよ

あとは表面に付いたパウダーを拭き取るだけ、それで終わり。
ちなみにワタシはティッシュや低密度のキッチンペーパーでやってますが、それだけでも特に不都合はありません。
仕上げに拭き取り専用のクロスを使ったり、パウダーを刷毛でを払う、エアダスターで吹き飛ばすなどすれば なお良し。

ただし粉が残るとセンサー不良を招く恐れがあるので そこは注意
以上、トラックボールのクリーニング方法3つでした。(おしまい)