今回レビューするのは、クリエイター向けのソフトウェアコントローラー『TourBox NEO』。
本体にソフトウェアごとのショートカットキーを覚えさせ、左手で操作する外部デバイスです。
この手の特殊なデバイスは初めてなので 使いこなせるか不安もありましたが、実際に使ってみるとこれがなかなかスゴイ。
自分にとっていちばん使いやすいボタン配置を2日がかりで吟味し、その後1週間ほど使い倒してみました。
そしてまさに今 この最中にも、左手にはコイツを携えてブログ記事をせっせと執筆しているというわけ。
この記事では、『TourBox NEO』を実際にどのように利用しているのか、そして、後半には外観を含めた使用感などをレビューしていきます。
TourBox NEO のここがスゴイ
まずは個人的に感じた、このデバイスの魅力をチョットだけ。
ジョグやダイヤルを使った直感操作がかなり快適
私はイラストを描くときに板タブを使っていますが、キャンバスを回転させたり、移動、拡大縮小とか…。
これって、本体のエクスプレスキーやキーボードではなかなか直感操作できないんですよね。
その点、このコントローラーのジョグやダイヤルは、板タブとの(たぶん液タブも)相性が抜群。
本当の意味で「紙に手描きしている感覚」になれますから、作業効率が3割ほどアップです。
ソフトウェアごとにショートカットキーを記憶してくれる
ウェブやWord・Excelのような わりと一般的で覚えやすいショートカットキーならば、こんなデバイスに登録する必要なんてないと思うんですよね、個人的には。
でもソフトウェアによっては「こんなの覚えきれるかーい!」なんてのもあって。
たとえば、WordPressのショートカットキー。(↓)
まぁこれはほんの一部ですが、特に「Ctrl」「Shift」「Alt」の組み合わせのパターンがエっグい…。
そんな場合でも、『TourBox NEO』を使えば あら不思議。
ショートカットキーを覚える手間やいちいちクリックするストレス、それらのすべてから解放されます。
とりあえずはこんな感じで設定。(↓)
ちなみに上には表示されていませんが、ほかにサイドのボタンと十字キーとの組み合わせなんかも使ってまして。
ブロックの操作系には特に威力を発揮してくれます。
ホント便利(^^)♪
(ジョグやダイヤルは操作ミスが頻発しそうなので、ここでは使ってません。)
開封レビュー
それでは、外観や付属品について見ていきます。
化粧箱(外箱)はこんな感じです。
価格相応に なかなか高級感があり。(写真を撮る際にフィルムを剥がし忘れてました^^;)
付属品はケーブルと取説のみです。
本体とケーブルはそれぞれ専用の袋に入ってました。
そしてケーブルはUSB「Type-C」to「Type-C」。
・・・ん?
いやいや、Type-C って…
Windows PCなら わりと最新の筐体か、はたまた高級機、それともMacBookを使えと?!
このあたりはメーカーさん、もう少し考えてほしい、決して安い製品ではないのだから。
ケーブルを2種類付属させるか、せめてType-Aへの変換コネクタくらいはね…。
スマホ用のケーブルで代用できますけど、とりあえずは純正の付属品を使いたいでしょうよ、ふつう。
まぁ「クリエイター向け」デバイスだからな・・・仕方ないのかな。(←ひがみ全開のボヤキです)
話は変わって、マットで滑りにくい本体表面の質感のほうは なかなかのもんです。
イラスト描くときはこんな感じで配置。
TourBox NEO本体のサイズは、Mサイズのマウス2個分ってところかな、適度にコンパクト。
あとは純正のケース(別売)に収めたところ。(↓)
とりあえずここまで。
細かい設定の方法については また記事書きます。(次回へつづく)