キーに不具合を感じるようになったキーボードは、ロジクールの『K275』です。
無線の繋がりやレスポンスが良く、安価ながら重宝していたワイヤレスキーボードです。
リンク
使用し始めて半年ほど過ぎたころ、いくつかのキーが引っ掛かるようになってしまいました。
特に、ショートカットキーとして使用頻度の高い「Ctrl」は、キートップの中央を狙って押さなければキーが沈み込まない状態に…。

個体差もあると思いますが、キーの構造上、摩擦によるこのような不具合は、メンブレン式のキーボードにはあるあるです。
グリースを塗れば引っ掛かりがなくなるという情報を得て、とりあえずその方法を試してみることにしました。
使用したグリースは、Amazonにて購入した「KITAKO(キタコ)」のシリコングリス。

リンク
内容量は5グラムと、量はかなり少なめです。
(写真では大きく見えるかもしれませんが、チューブは鉛筆の半分くらいの大きさしかありません。)
あとになって気づきましたが、もっとコスパのよいグリースもありますね。(↓)
リンク
まず、引っ掛かりの不具合がある「Ctrl」キーを取り外します。


本体と接している部分の4辺に、楊枝を使ってグリースを薄く塗ります。


あとは元どおり本体にハメ込むだけです。
キートップのどの部分を押しても引っ掛からないようになりました。
ただ、グリースの粘度の分、キーの打感がほんの少し重くなってしまうのだけは難点。
キーの打感が変わってしまうのが気になる人は、スプレー式のものを使うとよいかもです。
リンク
(*ちなみに量販店でよく見かける『5-56』は金属用の潤滑油なので、プラスチックへの使用は不可。)