『TourBox NEO』をFireAlpacaとWordPressで使ってみる

PC・機器・ソフト
スポンサーリンク

当ブログは収益を目的としたアフィリエイト広告およびアドセンス広告を使用しており、記事内にそれらの広告が含まれる場合があります。

前回は『TourBox NEO』のことをサクッと紹介しましたが、今回は設定方法など もう少しだけ細かく見ていきます。

ファーストレビューはこちら。(↓)

インストール

まずは公式のホームページからソフトウェアをダウンロード

zipファイルを解凍後、セットアップ用のファイルをダブルクリックし インストールします。

インストールが完了したら、TourBox NEO本体をパソコンやタブレット端末などにUSBで接続し、準備は完了です。

設定方法

他に使用する機器(板タブなど)があれば、あらかじめ接続しておきます。

まずソフトウェアを開きます。

デフォルトの画面はこんな感じ。(↓)

画面左上を見るとプリセットにAdobeのソフトが4つ準備されているのが分かります。

公式のホームページから、その他のプリセットをここに追加することも可能です。(↓)

ペイント系のソフトとして、プリセットの一覧にある「Illustrator」や「CLIP STUDIO PAINT」などは、ダウンロードをすれば それだけで設定は完了です。

FireAlpacaのプリセットの例

私が使っている『FireAlpaca(ファイアアルパカ)』は 残念ながらプリセット一覧のどこにも見当たりません。

FireAlpaca(ファイアアルパカ)とは?

無料のイラストソフトです。

私は過去に「CLIP STUDIO PAINT」で挫折し、今はこの『FireAlpaca』を使ってます。
機能がシンプルなので、簡単なイラストなら(特に初心者には)こちらのソフトはおススメです。

では、一覧にない「FireAlpaca」を例に、ひとつひとつの操作の割り当てを 手動で設定していきます。

まず、プリセットリストにある「+」(プリセットを新規作成)をクリックします。

新規作成のダイアログが開いたら、ソフト名(FireAlpaca)を入力し「OK」をクリックします。

「プリセットをオートスウィッチ」「ON」の状態にします。

「ON」にしておけば、アクティブ状態のソフト(選択しているウィンドウのソフト)のプリセットに、自動で切り替えてくれます。
※「OFF」の場合は手動での切り替えが必要。

項目名に「FireAlpaca」が追加されるので、「未関連」のボタンをクリックして、FireAlpacaとTourBox NEOとの関連付けをおこないます。

ソフトの一覧から「FireAlpaca」を選択し、「OK」をクリック。

一覧のなかに見あたらない場合は、ソフトを起動させれば表示されます。
(FireAlpacaは表示させるのに起動が必要でした。)

プリセットの項目名に、ソフトのアイコンが表示されれば関連付けは完了です。

次は、本体のボタンやジョグなどに、ショートカットキーなどを登録していきます。

プリセットのイメージはこんな感じ。

こだわりポイント

初めての使用なので、全体的にPhotoshopのデフォルトを まずは参考にしました。
ただし、ど真ん中のノブにはブラシの太さではなく キャンパスの回転を割り当てたり、一時スポイトと一時ハンドの位置を逆にしたり…。
左手で実際に操作をしながら、自分の使いやすい割り当てを見つけていきました。

では、ひとつひとつのショートカットを登録していきます。

「プリセット設定」の項目をクリックして、設定画面を表示させます。

(※設定したいボタンやダイヤルは押したり回したりすると、項目のなかから選び出すことができます。

設定しなければならない項目は3つ。

下の例は、「変形」(Ctrl+T)を登録する場合です。

キーは②→①の順番に選択します。(②の選択が先)

①の項目

メインとなるキーです。(ボタンをクリックで選択)

②の項目

組み合わせるキーです。(キーボード上の該当のキーを押して選択)

③の項目

操作の名称を入力する欄です。(右端のペンマークをクリックして入力)

ほか、マウスのボタンをクリックすると、マウス操作のショートカットを選択することもできます。

最後に「OK」をクリックして、その項目の登録は完了です。

追加した操作項目は 自動で記憶(登録)され、入力欄の下に表示されるので、ボタンやジョグの割り当てのみを変更する場合には 操作項目名をクリック(選択)するだけです。

これですべての設定は完了です。

ボタンやジョグに登録したショートカットキーを確認したいときは、TourBox NEOのアイコンをクリックし、「ガイドを開く」を選択。

すると、アクティブになっているプリセットが、分かりやすく表示されます。

WordPressのプリセットの例

設定の方法は同じなので省略します。

『WordPress(ワードプレス)』で使用するときのイメージは こんな感じです。

物理キーボードでも容易に扱える一般的なショートカットキーは、「取り消し」「やり直し」「すべて選択」の3つだけに絞りました。

【後日】「取り消し」「やり直し」「すべて選択」の3つは、やはりキーボードでやるほうが効率的なので 割り当てを抹消しました。

あとは、ブロックの操作のうち、キーの組み合わせが複雑なものを優先。

おかげでブログ執筆の作業効率がUPしました。

さいごに

今回使用したのは、これまで食わず嫌いになりがちだったクリエイター向けのデバイスでしたが、設定をがんばった結果、ふだんの作業がかなり快適になりました。

中二ごころをくすぐる見た目ながら この『TourBox NEO』は、回転系の直感操作を多用するイラストの作成や、記憶しづらい特殊なショートカットを使いたい場面などに威力を発揮する、かなり実用的なツールでした。

次は動画編集ソフトを登録しようと思っていますので、おススメの設定方法が見つかったら また記事にします!(おしまい)

タイトルとURLをコピーしました