先日、SONYのラべリアマイク(ピンマイク)「ECM-LV1」を購入しました。(これ↓)
はじめはピンマイクとしてそのまま利用するつもりでしたが…。
襟元に取り付けるよりも、手に持って口元で録音した音声のほうがはるかに良音だったんで、コンデンサーマイクのようにアームを使って設置できないか考えてみました。
まずはネットショップで、こういう小さいマイクを設置できるような、細めのアームを探す。
…が、ありません。
あたり前です、そもそもピンマイク(ラべリアマイク)なんですから。
ピンマイクのアームなんて売ってるわけないじゃん
別のマイクのアームで代用するかな、、使ってないのあるし。
普通のアームの先にピンマイクでは、サイズ感がしっくりこないなぁ。
どれもデカすぎるんですよねぇ
針金アームを自作する
なんやかんやで、自作ることにしました。
材料はもちろん(?)コレ!
ツールボックスに入ってた針金。
ザンネンながらこれより太いものがなかったので、2本に束ねて強度を出す作戦。
それと、短めのスマホホルダーがあったので、クリップの部分を台座として採用。
これを使えば着脱が簡単(なはず)です。
(壁にはクリップを取り付けるための木材がすでに取り付けてあります。)
では、さっそく製作に取りかかります。
先の部分を折って、クリップが挟めるような形状を作ります。
次に、手でねじりながら、アーム部分の形を作っていきます。
途中途中に穴を作っていく。
最後にアーム(針金)の根元をクリップに巻き付けます。
完成したので、マイクを取り付けます。
ケーブルを先ほどの穴に交互に通していく。
取り付け完了!
さあさあ、いよいよデスク横に設置してみると…。
強度が心配でしたが、マイクが軽いので問題ナシでした。(多少撓るが。)
逆に、針金があまり太くなりすぎると、倒したり起こしたり、あと位置調整も面倒だから、まぁちょうどよい感じかな。
ためしに音声を録音してみましょう。(※音量注意)
ハイ、完&璧♪
マイクが小さくて、アーム(針金)が細いので、目の前にあっても視界を遮ることもなく。
…快適、快適。
耳掛けタイプを自作【後日】
先日自作したアームはスゴく使い勝手がよかったんですが。
不満な点がひとつ。
ピンマイクは、頭(口)の向きや位置によって音量・音質が変わってしまうんですよねー。
やっぱり頭に固定できるほうがイイな。
そういうわけで、針金をグルグル、、againです。
こめかみを圧迫されるのはイヤなので、両耳に掛けられるように成形。
ただ、このままでは針金感丸出しなんで…。
塩ビの粘着テープ。
色は黄と灰しかなかったので(ホントは黒がよかった)、灰をチョイス。
たまたまですが、テープの表面があまりテカテカしてないマットなタイプだったのはラッキー。
針金に巻き付けて…。
完成したものを着けてみたところ、見た目も装着感もなかなかの出来。
SHUREのヘッドウォーンマイクよりイイかも、、
…っていうのはココだけの話。(おしまい)