ろくなメンテナンスもしないまま3年近く使用しているせいか、最近挙動が怪しくなってきた HPの小型PC「EliteDesk 800 G1」です。

特にWebカメラでの動画撮影時に、CPUと内蔵GPUの使用率が異様に高くなってきたので、内部清掃で冷却性能を少しでも回復させよう というのが作業の目的です。

CPU交換については別記事で(↓)
まずはお約束の失敗
作業は「ヒートシンクを取り外してグリスを塗り替えるだけ」ですから、とりあえず蓋を取り外してみます。


内部はホコリだらけ。
ブロワーとハケではどうにもならないレベルです。


ホコリ飛ばしには、今回から電動エアダスターを使用しています。
さて、DVDドライブとストレージを取り外したものの、ここで問題発生。

ヒートシンクのネジが1本 外せない・・・

ヒートシンクを固定してあるネジのうち1本が、内部のフレームの下に・・・
こういう構造は古い小型パソコンだからかな、、
あきらめてちゃんとした手順をググってみることにします。
正規の方法で再チャレンジ

完全にナメてたな…
テキトーにやってちゃできないこともあるんですね。
(こういうメンテナンスをいつもやっている人はできるんでしょうが。)
…で、調べました、今度こそちゃんとやります。
蓋を取り外したら3か所の緑の矢印を起こし、前面のパネルを取り外す。


Slimline SATAのケーブルを引き抜いて、光学ドライブを取り外します。


次に、ドライブの下にあるストレージ(SSD)を、ストッパーを外し、持ち上げながら取り外します。


先ほど鬼門だった内部のフレームです。
まずネジを2ヶ所外します。


底にあるレバーを持ち上げながらフレームを取り外す。


黒いカバーを取り外すと、今度こそヒートシンクの4本のネジすべてが見えました。
あとはこのネジを取り外すだけ。


グリスは完全に乾いてしまってました。
まぁ性能を低下させてた要因が見つかったわけですから、むしろグッドです。
乾いたグリスはきれいに拭き取っておきます。


グリスは前回のメンテナンス(別の筐体)と同様、『KT8085』を使用。
付属のヘラを使って適当に塗り広げておきます。


ヒートシンクを元どおりに取り付ければここで作業終了!
…のはずでしたが、RAMの隣にある小型ヒートシンクの下のチップセット。


貼ってあった熱伝導シートが破れてしまったが、あいにくシートは安物の分厚いのしかもってない…

これってグリスでもいいんでしょうか??
塗布する箇所が小さいので慎重にグリスを乗せ。

あとは取り外したパーツをすべて元どおりにして作業終了です。
その後
たったこれだけの作業でそんなに変わるもんかな、なんて思ってましたよ、正直。
結果…Webカメラで撮影時、頻繁に出てたエラー(CPUやGPUの処理速度が原因のもの)がまったく発生しなくなりました。

グリスの効果、恐るべし…
動画の撮影はいちおう仕事なんで、パソコンの買い替えも考えてましたが。
メンテナンスのあと、タスクマネージャーの挙動はいたって良好。
買い直さずにまだまだイケそうです。
最後にCPUグリスの紹介。
これ(↓)安いわりに高性能なのでおススメです。




