しばらく使用していなかったDropbox Plus(有料版)を、かれこれ14ヶ月ぶりにインストールしてみると…、
以前は表示されていたはずの同期アイコンが表示されなくなっていました。
原因
Windows上で使用できるこのアイコンは、「オーバーレイ アイコン」といって、Windowsのデフォルトのアイコンを含めると15種類(15個)までに制限されています。
現状 OneDriveのほうは、下(↓)のとおり同期の状態を正常に表示できているので…
Dropboxの同期アイコンだけ表示されないのは、すでにその制限を超えた数を使用しているためだと思われます。
対処法
ここのいじり方をしくじるとシステムがクラッシュしてしまう可能性もあるので注意!
スタートボタンの検索窓から「レジストリ エディター」を開きます。
アドレスに下の文字列を入力し、「ShellIconOverlayIdentifiers」を開きます。(または下の名前を辿って該当のフォルダを探す。)
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\ShellIconOverlayIdentifiers
オーバーレイ アイコンが使用されているアプリを見てみると、現状はこんな感じで、OneDriveの項目が上位に表示されていることが分かります。
これはフォルダ名の先頭に付いている半角スペースの数が多いものほど上位に表示されるしくみ。(ちなみにOneDriveのデフォルトの名称には6個の半角スペースが使ってありました。)
この先頭の半角スペースを増やすほど上位に表示されるので、Dropboxの名が付く項目の優先順位を上げるために、フォルダ名を右クリック >>「名前の変更」で、半角スペースの数を調整していきます。
全部のフォルダ名を書き換えるのは少々面倒なので、今回はDropboxの先頭だけ、半角スペースをOneDriveより多い7個に手作業で書き換えていきます。
ちなみに、Dropbox、OneDriveのフォルダが異様に多いのは、いずれも有料版だからだと思われる。
(無料版ならもっと少ない?たぶん…)
この状態でレジストリ エディターを再起動させると、Dropboxが上位に表示されるようになったのが確認できます。
あとはパソコンを再起動させれば…、
同期アイコンはこのように(↓)しっかり表示されるようになります。