よく使うアプリやファイル・フォルダは、通常 ショートカットアイコンをデスクトップに置きますが、パソコンの起動のたびに 意図せず配置が変わってしまうことがあります。
以前に対処はしたものの、「アプリのデスクトップアイコンだけがどうしても勝手に動いてしまう」という問題だけがずっと残っていました。
それについて、つい最近になって原因が特定できましたので 今回記事にしました。(※あくまでワタシの場合です。)
アイコンキャッシュを削除する対処法(過去記事から)
そもそもパソコンの起動時(再起動時)にデスクトップアイコンが勝手に動いてしまう現象は、2画面以上のマルチウインドウでWindowsを使用しているときにたびたび発生していました。
その問題は「IconCache(アイコンキャッシュ)を削除する」という方法で、すでに対処済みです。(↓下の記事)
Windows10ではこれまで、アイコンキャッシュを削除したあとでも、アイコンが意図せず移動することがよくありましたが、今はなくなったようです。(その点はアプデで改善された?!)
アプリのアイコンだけはどうしても動いてしまう?!
問題のほとんどは解消されたものの、特定のアプリだけはどうしてもアイコンが動いてしまうという問題が未だ残っていました。
私の場合は、Windows標準アプリの「ペイント」のアイコンです。
このようなアプリは、デスクトップにアイコンを置いておくと、たとえば画像ファイルをドラッグ&ドロップでアプリを起動できるのでとても便利です。


Windowsペイントは 画像のリサイズに今でも重宝しています
ところが、このペイントアプリのショートカットだけ、パソコンを起動(再起動)するたびに場所が移動してしまうのです。


そしてこの現象が起こる要因として、そもそもショートカットアイコン作成の方法が間違っていたことに 最近になって気づきました。
ショートカットの作り方
①ファイル・フォルダのショートカット
通常のファイル・フォルダは、アイコンを右クリックし、「送る」>「デスクトップ(ショートカットを作成)」で、デスクトップ上にショートカットアイコンを表示させることができます。

②アプリのショートカット
アプリに関しては右クリックをしても「デスクトップ(ショートカットを作成)」が出てきません。
ですから、スタートメニューのWindowsアクセサリから、「その他」の「ファイルの場所を開く」で、ペイントアプリのアイコンをエクスプローラー内に表示させなければなりません。


ワタシのやり方がまちがっていたのはここからです。
ファイル・フォルダと同様に、右クリックでショートカットを作成。


もう一度言いますが 上のやり方はたぶんまちがいです
ただ、コレ、もどってよく見てみると、そもそもショットカットの作成元がショートカットなんです。

つまり、この時点ではまだ 元のファイルにたどり着けていない状態。
ですから、このショートカットアイコンを右クリックし、「ファイルの場所を開く」で もう一段掘り下げる必要があります。

はい、これでペイントのもとのファイルにちゃんとたどり着けました。

そして ここでショートカットを作成。

あとは、デスクトップに出てきたショートカットのアプリ名を「ペイント」に変えるだけです。(別に変えなくてもよい。)


ワタシの場合はこれで、”パソコン起動時にペイントのショートカットアイコンの場所が変わっている”という現象はなくなりました。
ショートカットのショートカットを作ってしまったときに、アイコンが勝手に動く現象が発生するのではないか?!

おしまい