【Drawboard PDF】「強調表示」の透過性が反映されない問題

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今回は、Drawboard PDFの「強調表示」を使用するとき、設定した透過性が正常に反映されない問題についてです。

「強調表示」とは

テキストに蛍光ペンのような見た目を付与したい場合に、ふつうは「テキストの強調表示」を使用します。

残念ながら、この「テキストの強調表示」は手書きの文字に使用できませんし、仮にキーで入力した文字であってもスキャンしたときに傾いてたり 近くに文字以外の模様や図形などがあったりすると、テキストだと正常に判定してくれないことも結構あります。

そんなときに使用するのが「強調表示」で、テキストかどうかにかかわらず、蛍光ペンのような線を何にでも重ねることができます。

さらにこの「強調表示」は、「手書きで直線」をONにして長めにクリックを押しておくと、クネクネせず真っ直ぐに引くことも可能です。

ただ、長押しのクリックを放すと、こんなふうに四隅が丸っこくなってしまう謎仕様w(↓)

同一行内に収まれば問題ないが、こんなことされたら改行したときに不自然になることくらい分からんか?(独り言です。)

センスを疑うレベルやで

…とはいえ、線の上から蛍光ペンのように被せても、文字の背面に蛍光色がくるような感じで文字はクッキリです。

たとえばペンツールを太くしたとて、これの代用にはなりません。(文字が薄くなってしまう、ってこと。)

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透過性が適用されない原因と対処

さて本題、この「強調表示」に設定した透過性がスルーされてしまう問題です。

透過性を何%にしても、100%のときと同じに濃さの色になってしまいます。(※100%=透過なし)

原因をいろいろ探ってみたところ、前回記事の「レガシーのデジタルインク」が関係してるようです。

この「レガシーのデジタルインク」をいったんONにしてからまたOFFにすると、とりあえず透過性は正常に反映されるようになります。

ただ、ひとつ問題は、色を変更したりアプリを再起動したりすると、また反映されない状態に戻ってしまうこと(泣)。

結局のところ、こんな不安定な挙動では使い物になりません。

対処法

まず「レガシーのデジタルインク」は、ONにするとスムージングができていない感じのガタガタな文字になってしまいます(特に縮小表示で手書きをした場合)。

ですからここはOFFにしておくのが正解だと思います。(↓)

そして、いさぎよ透過性を100%にし(※100%=透過ナシ)、強調表示の色を薄めに調整するのがベストだと思う。

前述のとおり、強調表示の色は文字の背面に移動しているので(たぶん)、透過ナシとはいっても文字のほうが薄くなってしまったりボヤけたりするようなことはありません。


ちなみに、私はXPPenの「Deco01V2」を使ってますが、レガシーのデジタルインクをONにしてても「Windows Ink」を共存させることで輪郭を滑らかにすることは可能です。

ただ、ペンとキーを併用する操作の場合、おそらくペンアプリとWindows Inkのキー設定が被ってしまうせいで、ペンとShiftキーを一緒に使えない(Shiftが反応しない)、…などの状況も出てくるのであまりお勧めはできません。(=※Shiftキーが必要な水平線や正方形・正円などを描く場合に、ペンからマウスに持ち替えなければならない、ってこと。)

おわり。

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