現行のMicrosoft 365ですが、WordやExcelなどのタイトルバーに「自動保存」の設定をON・OFF切り替えられるスイッチがあります。
モバイル端末で利用する場合、編集内容を自動で保存してくれるのは非常にありがたいのですが、ことパソコンとなれば無用の長物。(人にもよりますが。)
編集中、勝手に上書きされては困るような場面は意外に多いですし、そもそもパソコンではCtrl+Sで頻繁に上書き保存をやるかたも多いですよね。
たとえば、下の画像のようにリボンを畳んで、クイックアクセスツールバーをフル活用しているワタシにとっても、常時表示できるコマンドの個数が減ってしまうのはだいぶ鬱陶しい。
(↓↓こんな感じですが、見切れてるコマンドが右端にもまだたくさんあります。)
願わくばウィンドウを縮小化したとき、必要最小限のコマンドアイコンは見えるようにしておきたい…。
そんなわけで「自動保存」スイッチを非表示にする方法です。
…と、その前に、クイックアクセスツールバーの活用法について気になったかたは、以前記事にしてますからそちらをどうぞ。(↓)
「自動保存」スイッチを非表示にする
①・②の順番にクリックし、③「自動保存」をクリック。(※クイックアクセスのツールを利用してなければ、①のクリックは不要かもしれません。)
これだけで「自動保存」スイッチは消えてくれます。
また、設定内(オプション)で自動保存のスイッチを削除することもできます。
先ほどと同じ手順で、③「その他のコマンド」をクリック。
「Wordのオプション」が表示されるので、「クイックアクセスツールバー」、「自動保存のオン/オフ切り替え」、「削除」、「OK」の順にクリックします。
なお、「Wordのオプション」のダイアログは、「ファイル」タブから「オプション」を選択して表示させることもできます。
クイックアクセスツールバーのラベルを非表示にする
さてさて、ムダなスイッチが消えてくれたおかげで、クイックアクセスのアイコン(コマンド)は余分に4つほど表示できるようになりました。
ちなみに、クイックアクセスツールバーをリボンの下に表示させると、下の画像のように通常はラベルが表示されるのですが。
ラベルを非表示にするには、先ほどと同じ手順から、「コマンドラベルを表示しない」を選択するだけです。
もし、これ(ラベル非表示)をソフト起動時のデフォルトにしたいなら、「Wordのオプション」のダイアログ内の「コマンドラベルを常に表示する」のチェックを外し「OK」を押します。
これで起動時にもラベルを非表示にできます。
あと、最後に・・・
マイクロソフトさん、アプデで毎回いらんことせんといて!
人によっては必要なものもあるかもしれないが、なぜにタイトルバーの付近にゴチャゴチャ詰め込む?
タイトルバーやその周辺を迂闊に触れなくなって、機能が追加されるたびに利便性や作業効率がどんどん悪くなってるんだよ。
せめて設定でかんたんに非表示にできるようにするとか。
みんなが頑なに「Edge」を使おうとしないのもそういうトコだぞー。(ユーザーを置き去りにしてませんか?、って話。)
以上、ここまで。
WordやExcelの不要なスイッチやラベルを非表示にする方法でした。(おわり)