最近のWindowsには、操作をおこなうとき、アニメーションなどの視覚効果や便利な機能が適用されています。
ただ 実際に便利なものもある反面、作業の妨げとなるような機能も多く、「自動的に…」「最適な…」などという文言はまあまあ”死亡フラグ”です。(あくまで個人の意見です。)

これだからWin98世代って厄介なんよ…
今回は 初期状態のWin10パソコンの 便利な機能を無効化しながら、”使えるパソコン”に変えていこうと思う。
スクロールバーを常に表示させる
OSのセットアップ完了後にまず最初に煩わしいのは、スクロールバーが隠れてしまう機能。
本来なら…

でも実際は…

マウスポインタを近づければ出現するのですが、この当たり判定がなかなかにシビア…。(反応が悪いってこと。)

一体コレ だれが便利って思うの?
スクロールバーは常時表示させておきたいので、その設定をします。
画面左下のWindowsアイコンから「設定」をクリック。

「簡単操作」をクリックします。

「ディスプレイ」の項目にある「Windowsのスクロールバーを自動的に非表示にする」をオフにすれば、スクロールバーは常時表示されるようになります。

アニメーションや透明化もOFF
先ほどの上に見えていた、アニメーションや透明性の項目もオフにします。

Windows Vistaあたりから採用された視覚効果ですが、それが軽減されてだいぶ見やすくなります。
また、個人用設定の「色」の「透明効果」もオフにしておきます。



どこの透明効果なのか正直分かりませんが
「透明」と名の付くものはとりあえず全OFFです
スナップ機能を無効にする
「スナップ機能」とは、作業中のウインドウを左右いずれかの端にドラッグして寄せる動作で、複数のウインドウをきれいに同じサイズに2つ、または4つに分けて表示される機能です。
作業中のWordを右端に寄せると…

次に、左からもう一つ選択すると、2つのウインドウが同じ幅に並びます。

ただ、意図しないときにこのようなレイアウトになってしまったり、上に寄せたとき全画面になったり、使わない人にとっては邪魔でしかない機能なので これも無効にします。
先ほどの「設定」の画面から、「システム」をクリック。

「マルチタスク」の「ウィンドウのスナップ」をオフにします。

もう少し細かく設定したいとき
ここまでの設定変更でもまだ足りない場合は、先ほどの「システム」のなかにある「詳細情報」を選択し、「システムの詳細設定」をクリックします。

「システムのプロパティ」のダイアログが表示されたら、「パフォーマンス」の「設定」をクリック。

「視覚効果」の「カスタム」にチェックを付け、ここで細かい設定変更をおこないます。


「設定」でおこなった視覚効果に関する変更のほどんどは ココと連動しています
デスクトップアイコンの文字の影を消す
つづきです。
デスクトップアイコンの文字は影が付けてあり、背景によってはとても見づらい。

先ほどの「視覚効果」で この影を消すことができます。
「デスクトップのアイコン名に影を付ける」のチェックを外して「OK」を押します。

設定変更が反映されない場合は、パソコンを再起動させるよいです。