若い先生が生徒からの信頼を得るための方法

指導メモ
こちらは若い先生や講師に読んでほしい記事です。
(※以後「先生」と表現します。)

新任の先生は、ただ「若い」というだけで、子どもたちから人気があったりするものです。

ただし、それは一過性のもの。

自分より若い先生が入ってくるたびに、そのアドバンテージも次第に薄まっていきます。

かくいう私も、若いころそのような経験をしました。

今思えば「若いころもっとこうしておけばよかった」ということが多々あります。

この記事では、若い先生が生徒から信頼を得るためのコツを紹介します。

まだ経験の浅い若い先生へ向けてのアドバイス

ごまかさず「わからない」と言える勇気

若くて経験の浅いうちは、生徒の質問に対して適切に回答をできない場面が出てきます。

そのときに、ハッキリと生徒にそれを言えるでしょうか?

適当なことを言って場を取り繕おうとしても、子どもは何となくそれを察してしまいます。

もしかしたら先生はこの問題が分からないのかな…

「わからない」ということを隠してしまうと、生徒から懐の小さい先生だと見切られかねません。

子どもは大人のそういうところを、敏感に感じとります。

若いころは生徒に対してつい格好をつけてしまい、「わからない」を言いそびれることがありますよね。

生徒たちが若い先生に求めているのは、決して質問したことを即座に適切に解消してくれることではありません。

ごめん、先生はそれわからないや。

そう言って、一生懸命調べてくれたり、生徒と頭を突き合わせて考えてくれるような先生ならどうでしょうか?

機械的に適切な指導をしてくれる先生より、そっちのほうがよっぽど人間味があっていいですよね。

ただ、いつも「わからない。」では生徒も先生に対して不信感をもってしまいます。

わからなかった部分は、後日しっかりと勉強をしておくことは必要でしょう。

必要以上に自分を大きく見せないようにしないこと

「威厳」は「つくる」ものではなく、相手が「感じる」ものです。

形だけの威厳を保とうとする行動や言動は、逆にその人を小さく見せてしまいます。

  1. 自分の今の守備範囲内で精一杯努力すること。
  2. 生徒のために労力を惜しまないこと。

やるべきことはそれだけです。

そうすることで人から信頼されるようになり、自然に威厳は生まれてくるはずです。

自分の武勇伝を語ることは、極力控えたほうがいいですね。

先生の自慢話ほど、子どもにとって退屈なものはありませんから。

決してブレないこと

経験が浅ければ、自分の判断に自信がもてないのは誰でも同じです。

ただ、人に言われるがままに方針をコロコロと変える先生は、生徒から軽く見られてしまいます。

大差ないのであれば、初めに決めた方針を突き通したほうが、おそらく吉です。

そして、もし「この方針は間違っている」とハッキリ気づいたときは…。

意固地にならず迅速且つ冷静に判断し、方向転換をする勇気も必要です。

バランスを考えて生徒と接すること

何も考えずに生徒と接していて、気づいたら特定の生徒とだけ話す回数が増えていることはありませんか?

子どもとの距離感が近い先生ほど、これをやってしまいますよね。

最悪の場合、生徒たちから「ひいきをする先生」というレッテルを貼られることも…。

先生だって人間ですからね

たとえ子どもとはいえ、話しかけやすかったり会話が弾む生徒と接する機会が増えてしまうのは必然です。

ふだんからクラスの中で口数が少なかったり、影が薄い生徒に、積極的に話しかけるよう心掛けることが大切ですね。

そうすれば自然にちょうどよいバランスになるはずです。

分かりやすい解説を心がけること

「授業が分かりやすい先生」は、生徒からの信頼度もアップします。

子どもたちの現在の学力をしっかりと把握しながら、授業準備を決しておろそかにしないこと。

子どもの前に立つ者としては当たり前のことです。

黒板の文字を丁寧に書くこと

先生が黒板に書く字が見づらいと、生徒にもストレスが溜まってしまい、「先生が嫌い」に繋がってしまうことがあります。

この場合、字の「上手」「下手」はあまり関係ありません。

子どもが「見づらい。」と言うのは、おそらく「下手な字」ではなく「雑な字」のことです。

いくら形の整った字を書ける能力をもった先生でも、書きなぐってしまえばそれは子どもたちにとって「見づらい字」になってしまいます。

逆に、たとえ整った字でなくても、「丁寧な字」は気持ちが伝わります。

とはいえ、紙に書くのとはちがいますから、特に若い先生は黒板に書く練習は必要でしょう。

生徒との約束は必ず守ること

「生徒個人との約束」や「授業のなか公言した約束」。

それらの約束を守らないのは、生徒からの信頼を最も失いやすい行動です。

先生は自分たちのことを真剣に考えてくれていないの?

生徒からそう思われかねません。

どんなに忙しいときであっても、生徒との約束をまず最優先に考えて対処するのが得策です。

まとめ

ここに書いた内容は、どれも当たり前のことばかりです。

ただ、その当たり前のことを怠ってしまえば、生徒からの信頼を失うのはあっという間です。

そして一度失った信頼を取り戻すのは容易なことではないのは、言うまでもないでしょう。

時間を巻き戻すことはできませんからね。

若い先生や講師には初めからそこを失敗することなく、生徒からの信頼を少しずつ積み重ねていってほしいです。

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