さて今回は、手書きの解説動画を撮影するための機材選びです。
黒板 にチョーク で書く文字が撮影対象です。
いろんなコトやっとんな…
機材を決める
とりあえず、手持ちのビデオカメラ、コンデジ、Androidスマホ、webカメラの4つを使って録画してみました。
やってみた結果はまぁ予想どおり、オートフォーカスが邪魔になってなかなか思った画が撮れません。
文字だけにピタッとピントが合ってくれるといいんだけど・・
やはり 俯瞰撮影には、手動でピントを合わせられるマニュアルフォーカス機能だけは最低限ほしいところ。
「書画カメラ」は紹介動画などで観るかぎり 画質がいま一つだし、…となると「ミラーレスカメラ」は、・・うぅ~ん、やっぱり高い。
…で、今回購入したのはコレ。
パナソニックの『LUMIX DMC-FZ300』だよ
今さらなぜネオ一眼?
コレ、一眼レフカメラのように見えますが、正統の一眼レフと比べるとサイズはひと回り小さい、括りとしては「コンパクトデジカメ」。
「ネオ一眼」として一時期流行った(らしい)、2015年発売の機種です。
詳しい人からすればこのカメラ、まぁいろいろと不満なところもあるみたいですが、総合的には軒並み高評価でした。(↓)
ひととおりの機能は備わってるので おススメできます!
一眼レフに興味がある初心者には まずコレを触ってみてほしい!
とりあえず使ってみないと分かんないんでね、ネット情報を信じて購入してみたわけです。
FZ300はこんなカメラ
ワタシの用途は俯瞰撮影だけなので、FZ300の特徴についてはものすご~くザックリとまとめてみました。
遠くの被写体のすばやい動きをとらえる、ライカ認定 全域F2.8/光学24倍(広角25mm~望遠600mm)のズームレンズ。
1/2.3型の高感度MOSセンサーで有効画素数は1210万画素。最新のデジカメと比べると多少見劣りするとはいえ、センサーサイズに見合う適度な画素数。
バリアングルモニターにタッチAF機能搭載。(←まさに俯瞰撮影にはありがたい機能)
大型ライブビューファインダー、防塵・防滴仕様、光学式手ブレ補正などの機能。Wi-Fiにも対応してます。ちなみに動画の品質は4K/30fpsまで。(FHDは60fpsまで。)
最小センサーサイズを採用しているため、特にISO感度を上げる必要のある室内での撮影などでは、どうしても画質が粗くなってしまう。どちらかといえば屋外での利用が多いアクティブな人向けといえるでしょう。
ワタシの用途にはこのFZ300の画質で十分ですが
写真素材の撮影などを目的とするなら上位機種のFZ1000のほうをチョイスすべきでしょう
付属品はざっとこんな感じです。
SDカードと予備の互換バッテリー、あとはHAKUBAのケースを別途購入。
HAKUBAのケース(M-80サイズ)はレンズフードを取り付けた状態でピッタリでした。(少しキツめですが1サイズ上ではたぶん大きすぎる。)
収録した映像
それでは最後に実際の用途での撮影をしてみます。
上下反転させずにモニターしたいので、クランプ式のアームに 角度が調整できる雲台を2個取り付けて設置しました。
マニュアル設定はフォーカスのみ。
あとはすべてオートです。(※音声はOFF)
4Kで撮影しようと思ってたのをつい忘れてました…
今回は動画の俯瞰撮影に「ネオ一眼レフ」を試してみましたが、写真の画質についても今後実際に検証してみようと思います。
記事の最後に、書画を撮影したサンプル動画があります